ちいおり、休館のおしらせ

2009年1月10日から3月10日まで、休館とさせて頂きます。

土曜、日曜日の日中(10時から16時)のご見学のみ可能ですが、必ず事前にお問い合わせください。 jinfo@chiiori.org まで。

篪庵のこと

篪庵は一軒の家であり、そして一つの夢です。


それは、四国中央部の神秘的な山岳地帯、篪庵の佇む祖谷(いや)渓をめぐっての夢です。「日本のチベット」とも呼ばれる祖谷は、日本で最も険しい峡谷として名を馳せ、霧深い山の斜面には最近まで何百軒もの茅葺き屋根の古民家がたっていました。


永年に亘り多くの人々と分かち合ってきた篪庵の夢とは、日本固有の美しさを残す場所を見つけ出し、そこに日本伝統文化に深く根ざした環境に優しいコミュニティーを建設することです。


篪庵は、自然農業、古民家と田舎の生活の保護保全を始めとして、多様な目標のもとにユニークな活動をします。そして、前向きの企画を創り実践することで村落の活性化を目指します。



篪庵(一軒の家)

1971年、アレックス・カーは四国徳島県の僻地で祖谷を発見しました。その渓谷は通行不能と思われるほど険しく、祖谷の地は数世紀に亘り世間から隔絶されてきました。そのため戦国時代には、戦いを逃れた人々、特に12世紀の源平の戦いに破れた平家の落人が逃れてきて、この地に隠れ住むようになりました。


1973年アレックスは、東祖谷の釣井(つるい)集落にある古い農家を購入しました。1720年頃にさかのぼるこの古い農家は、典型的な祖谷伝統の様式の建物です。板張りの床、囲炉裏、太い梁、垂木などは、数世紀にわたって囲炉裏の煙にいぶされ、黒光りしています。


この家には「 篪庵」(ちいおり)という屋号を付けました。「横笛の家」という意味です。家については「 篪庵の歴史」を参照して下さい。




篪庵トラスト(夢)

1999年私たちは、数人の仲間と共に「チイオリ・プロジェクト」(TCP) を設立し、保続可能な観光、有機農業をもって祖谷を活性化し、村を訪れる人やボランティアーに自然と伝統的な村の生活を経験する機会を提供することにしました。以来、多くの国から参加したボランティアーや、日本、そして世界中から訪れる何百人という旅行者に宿を提供してきました。


チイオリ・プロジェクトは、2005年にNPOとして徳島県に登録されました。


2007年春、チイオリ・プロジェクトは新しい方向へ向う準備を整えました。今、日本は、環境認識に関し新しい段階に入ってきています。そして祖谷は、近隣の町村と合併して三好市に編入されました。いよいよ夢を実現する時がきました。1973年以来抱いていた夢を、より大きな規模で、インパクトを与えるような形で実現する時です。


2007年6月、私達はチイオリ・プロジェクトを再編し、理事会を強化し、名称を「篪庵トラスト」と改めました。その後4ヶ月篪庵を閉鎖し、屋内の清掃と修理を行いました。


2007年11月、篪庵は再開され、改善強化されたNPO組織「篪庵トラスト」により運営されています。


現在私達は、2010年の完成を目指して、篪庵の屋根葺き替えを準備中です。同時に、三好市(祖谷を含む自治体)や京都の株式会社庵(古民家修復保全を専門とする会社)、祖谷の隣人たちと協力して、釣井や近隣の村落の保続可能な観光資源の開発を目指して活動いています。


篪庵の活動にボランティアとして参加されたい方や、篪庵で特別企画を主催したい方、あるいは篪庵と篪庵トラストに関する一般情報を入手したい方は、下記のアドレスにご連絡下さい。


連作先

英語による問い合わせ: einfo@chiiori.org
日本語による問い合わせ: jinfo@chiiori.org